構造の安定 地震や暴風、積雪などに対し、住まいの構造躯体の安全性を評価。また、地盤・基礎について、強度や構造形式などが具体的に表示されます。

火災時の安全 火災の早期発見、避難のしやすさ、他の住戸からの延焼のしにくさを評価。火災警報設備の有無や耐火性能が表示されます。

劣化の軽減 住宅構造部分の耐久性を評価。木造住宅の場合、基礎や床下、土台、柱、外壁などについて、防湿性や防腐性に対する対策の度合により判断されます。

維持管理への配慮 水まわり設備などの排水管や給水管、ガス管について、点検や補修、清掃作業がしやすくなっているかを評価します。

温熱環境 断熱性、気密性、日射の要素により、どの程度、年間の冷暖房に使用するエネルギーを削減できるかを判断。全国を6エリアに分け、各地域での等級で表示されます。

空気環境 室内の空気の健やかさを評価。ホルムアルデヒドの放散量の少なさと、換気能力の高さなどによって判断されます。

光・視環境 住まいで確保できる明るさを評価居室の総床面積に対する方位ごとの開口部面積の割合と、室内で作業する場合の採光性などによって判断されます。

音環境

(選択項目)

居室の外壁に面している開口部に使用されるサッシについて、住まいの内外で発生する音の伝わりにくさを評価します。

     ※「音環境」性能は選択項目です。

高齢者等への配慮 加齢による身体機能の低下に対し、住宅内の安全性や暮らしやすさ、介助のしやすさなどが、どの程度まで配慮されているかを評価します。

大きな基準は9項目。

それぞれがさらに細かな項目にわかれています。

例えば「構の安定に関すること」には、耐震等級、耐風等級が設けられています。等級は数字が大きい方が、より優れた性能であることを示します。

こだわりたい性能を選んで、指定できます。

性能表示制度を利用する場合、スタートラインはすべてが等級1と考えてください(建築基準法に合格した住宅。つまり、合法的な住宅を建てたい場合は、各性能の等級が1になるようになっています)。そこから、こだわりたい性能を選び「ここは等級2に」「ここは等級3に」といったように性能を高めていきます。

 8つの項目が

    必須項目となります。

「音環境に関すること」を除く8つの項目は、必須となります。といっても、性能を高めることを強制するわけではありませんので、例えば、完成後も「紛争処理機関」を利用できるよう、すべて等級1のまま性能評価を受けても問題はありません。

そ・し・て……